1本のライフライン

関西国際空港は1つ連絡橋によって大半のライフラインを収束している。

今回、台風21号の影響でタンカーが連絡橋に衝突し、孤島となってしまった関西国際空港は全員が脱出するのに2日を要してしまいました。

先日の地震があった北海道

陸続きで本州を繋ぐ青函トンネルが1つだけ

そのほかの輸送路は飛行機とフェリーしかありません。

地震当日は北海道全土が停電となり物流も受け入れと出し入れは緊急物資や救助員が優先され限られたライフラインに優先順位をつけざるを得ませんでした。

物流と通信が発達し本当に日本は便利になり近くなりました。

ただ日本は自然災害が多く発生する国でもあります。

自然の驚異の前には人間のなす術は殆どなく、都市機能はマヒしあらゆる所に影響を及ぼします。

1年を通して日本の産地から収穫できるようになった農作物で生活している現代では、当たり前になっていますが、昔は季節の農作物しか手に入れることは出来ませんでした。

改めて『当たり前』を考え直してみようと感じました。

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