生活習慣病を薬とは違う方法で改善③

生活習慣病では、高血圧の影響で血管が傷ついたり、
ドロドロの血で血管が詰まってしまうことから始まっていくことが多いのです。
アディポネクチンで血管のメンテナンスを行うことにより、修復、予防ができるということです。

アディポネクチンの量は血液検査で測ることができます。
男性の平均値は8.3μg/ml、女性は12.5µg/mlです。
どの年齢層でも女性の値の方が男性を上回っています。
日本人の平均寿命は男性約79.4歳、女性約86.4歳。
男女の平均寿命とアディポネクチンの数値は比例しています。

また、100歳以上の女性66名と若い女性66名を対象とし、
血液中のアディポネクチンの量を比較した結果、驚く調査結果がでました。
なんと、100歳以上のアディポネクチンの平均値20.3μg/mlに比べ
若い女性の平均値は10.8μg/mlという半分の数値でした。
この結果はアディポネクチン数値が高いと元気に長生きをする
ということを証明する画期的なデータと言えます。
逆に言うと、量が多くないと長生きすることはできないとも言えます。

アディポネクチンの値が4µg/ml以下になると糖尿病、心筋梗塞、
がんやメタボリックシンドロームになりやすくなります。
これを「低アディポネクチン血症」と言います。

アディポネクチン量を増やすことはダイレクトに健康維持へとつながります。

積極的にアディポネクチンを分泌させることにより生活習慣病やメタボリックシンドロームを防ぐことができます。

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