突然の電話に驚きました。
全く面識が無いのですが、横浜市内で同様に法人向けに配送をしている青果業者が相談があると。
聞いてみると『取引先の飲食店から野菜の相場高騰におりを受けた』とのこと
どこかで聞いた話ですが。
仕入先を変えると言われた飲食店もあるようです。
フジ青果では飲食店は9割がご来店で値段と商品をみて買われていきます。
残りの1割の飲食店はお届けしているわけですが、価格交渉は一切応じませんという前提でのお取引をしています。
飲食店にとって最も安く仕入れる方法はズバリご来店頂くのが一番安く仕入れることが出来ます。
配送をするということは、人件費、ガソリン代、伝票等の事務費が加算されます。
よくある『配送無料』は商品価格の中に練りこまれています。当然お届けにコストが掛かるわけです。
一番大事なのは飲食店にとって望んでいるのは『時間か?経費か?』
飲食店がアルバイトに仕入れに行かせて歩いて往復30分で帰ってきたら時給の半分はコストが掛かります。
経営者が自分のプライベートを削って仕入れに行けば実質コストは0円かも知れません。
ただ、飲食店も納入業者もお互いに身を削り続けていることが未だに続いています。
日本は本当に便利な国です。
特に都市部に住んでいると24時間365日不便を強いられることの方が少ない。
フジ青果の徒歩3分圏内にコンビニエンスストアが5件、ドラックストアーが3件
ホッチキスを買うには徒歩3分圏内に8箇所で買えるのです。
徒歩5分圏内に広げるとホッチキスを買える箇所は16件にもなります。
もちろん価格や品質は様々ですが。
ホッチキスは毎年買いません。
便利さか?価格か?ポイントを貯めるか?
徒歩5分圏内のお客様がホッチキスを買うのに何を求めているのか?