胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害する物質が含まれています。

フジ青果でご予約受付中のJA紀州みなべいなみの南高梅

https://www.fujiseika.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=66

フジ青果で全面仕入れみなべ町の南高梅の中には、胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑制する効果がある物質が含まれていることを見いだし、その物質の構造についても分析することに成功しました。

この知見に基づいて、特許を取得することができました。(特許番号 第4081678号)

また、日本には11しかない世界農業遺産にも『みなべ・田辺の梅システム』が

FAO本部で開催された『GIAHS運営・科学合同委員会』で認定されました。

国際連合食糧農業機関(FAO、本部イタリア・ローマ)が、2002年に開始した仕組みで、次世代に受け継がれるべき重要な伝統的な農業(林業・水産業を含む)、農村文化、農業景観などを全体として認定し、その保全と持続的な活用を図るものです。

養分に乏しく礫質で崩れやすい斜面を利用して薪炭林を残しつつ梅林を配置し、400年にわたり高品質な梅を持続的に生産してきた農業システムです。

里山の斜面を利用し、その周辺に、薪炭林を残すことで、水源涵養※や 崩落防止等の機能を持たせ、薪炭林に住むニホンミツバチを利用した梅の受粉、長い梅栽培の中で培われた遺伝子資源、薪炭林のウバメガシを活用した製炭な ど、地域の資源を有効に活用して、梅を中心とした農業を行い、生活を支えてきました。また、人々のそうした活動は、生物多様性、独特の景観、農文化を育ん できました。

※水源涵養とは、森林の土壌が、雨水を吸収して水源を保つとともに、河川へ流れ込む水の量を調整して洪水を防止する機能

みなべ町は南高梅で胃酸を抑え、遺産を増やしました。

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