生活習慣病を薬とは違う方法で改善②

大学のマウス実験で、

脂肪の多い食事で太って糖尿病になったマウスにアディポネクチンに似た物質を摂取させて結果を検証しました。
その結果、血糖値や中性脂肪の濃度が下がりました。
この実験でのポイントはマウスに食事制限をさせていないということ。
つまり、体重をも減らすことなく数値を下げることができました。
2型糖尿病のモデルマウスの120日後の生存率は、標準食を与え続けた場合は約95%、
高脂肪食を与え続けた場合は約30%であるのに対し、
高脂肪食とアディポネクチンに似た物質を与え続けた結果約70%まで生存率が上がりました。
この成分を一緒に摂取させるだけで約4割も死亡率が減ったのです。

実際に学会で報告されているアディポネクチンの働き

  • 血管を修復することにより、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞の予防改善
  • 糖を利用することにより、糖尿病の予防改善
  • 脂肪を燃焼させることにより、高脂血症の予防改善
  • 血管を拡張させることにより、高血圧の予防改善
  • 腫瘍の増殖抑制により、抗がん作用
  • 老化防止
  • ヒアルロン酸分泌促進
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